扶桑武侠傳キャンペーン第二回。



あまりシナリオを考える暇もなく、やってきてしまったキャンペーン第二回。


あれだけ高らかに宣言したのに、ブログに何も書かなかったのは、シナリオが当日まで、
まったく思いつかなかった
からなのです(TRPGやっていれば、絶対行き当たる壁)。


今回は、真面目に今回のシナリオ考察をしようと思っています。
初めてご覧になる方はまずこちらをどうぞ↓
扶桑武侠傳キャンペーンキャラクター紹介
扶桑武侠傳キャンペーン第一回
PLさんたちも、閲覧可能です。
今回のまとめはむしろ、暇があったら見てくださるとありがたいですね。


では、扶桑武侠傳第二回、結果と考察スタートです。


今回は片腕の男を出すと言うのは決定していたのですが、男のスタンスが、卑弥呼と敵対する事以外は実は決まっていませんでした。


一.霧風の消せない記憶から、朝廷と繋がっている(もしくはいた)キャラクター。
二.白雨の消せない記憶から、生きる事を説ける、いい人。


という条件をまずクリアし、PLよりか朝廷よりかで悩んでいました。
結局、現段階では朝廷寄り。
今後どんでん返しなるかも考慮に入れつつ、意外と難しい立ち位置のキャラクターとなっています。


まあ、その辺は別に詳しく書くとして、今回のシナリオ概要。


塔花を追って不死山への道を急ぐ一行。
途中の町で、同じく塔花を探す、片腕の男の話を聞く。
塔花を探しているのも気になるが、白雨霧風としては、それ以上に放って置けない。
彼らは、その町にいると言う、その男も捜そうとする。


しかし、彼を見つけ出したとき、男は凶門派と思われる武侠に斬り伏せられていた。


また、涙花も、例の凶門派武侠藍 蘇芳(らん そほう)から、自分が大殺界の鍵の一つであると教えられる。
藍蘇芳は、卑弥呼たちに敵対している組織(門派ではない)に属しており、自分達の下に来ないなら、涙花を殺す、という。
涙花は当然行かない、と突っぱね、緋燕と白雨の見ている中、蘇芳と一騎打ち。


見事、涙花は勝利し、彼女は蘇芳も助けたいと、霧風の元に連れて行く。


一方、霧風は、目覚めた片腕の男、風雲(ふううん)と話し、塔花を狙う理由、そして自分の家に関わっていることを聞き出そうとする。
結果、わかった事は、風雲は、朝廷の使いで、塔花に関しては争う立場であると言うこと。
そして、董家については、「弁解はしない。」とだけ…。


霧風は深くは問わず、風雲の元を後にした。


そして、その後、霧風は藍蘇芳を助ける。
助けられた蘇芳に涙花は、「私は、卑弥呼に加担することなく、塔花を助けてみせる。」と決意を述べる。
その言葉に心討たれた蘇芳は、涙花の忍びとして、情報提供することを約束し、去っていくのであった。




今回は、起承転結がうまく考えられていないシナリオになってしまいましたが、前回活躍した緋燕以外を目立たせようという策略だけはうまくいきました。


今回は、情報も大量に放出されました。
GMがPLの策略に乗り、うっかり必要以上の情報をしゃべってしまうと言う事態まで起こり、GMもPLも、情報整理に一生懸命です(苦笑。
あの時は本当に、捕虜にされてシラを切りきれなかった人間の気分を味わえましたよ。
…もっと精進しないといけませんね。


そんな訳で、今回武侠さんたちが手に入れた情報は、シナリオ概要とは別にまとめたいと思います。


現在、パーティが持っている情報は、
卑弥呼は大殺界を起こそうとしている。それには亜弥呼姫や涙花等、卑弥呼の血を引いている人間が必要らしい。
・しかし、亜弥呼姫は東朝に幽閉されており、成望寧が瑞覇を牽制するための切り札とするつもりのようだ。
・風雲が使えている東朝は、塔花も探していた。その理由は卑弥呼を討つ為か?
卑弥呼は瑞覇の元に居るらしい。でも、瑞覇は大殺界に賛成なのか??
・大殺界を起こさせない為に、暗躍している組織があるようだ。藍蘇芳もその末端。


第二話で、卑弥呼(瑞覇?)、東朝、謎の第三組織の三つ巴の様相を呈しました。
PC達はそのどれにも属さずに旅を続けることになりそうです。


謎の第三組織とか、出していいのか直前まで迷っていました。
でも、東朝はともかく、卑弥呼のことは、知っていたら、とめようと思う奴が居てもいいかなって思って秘密裏に存在することに。
門派連合にしなかったのは、東朝にも敵対したほうが都合が良かったからです。
涙花が白虎派に報告したなら、その立ち位置は白虎派になるところでした。
…が、さすがにそんな暇はなかったようで、流石にこんな展開に落ち着きましたね。


それと、実は、藍蘇芳が助けられたのも意外な展開で。
しかも、涙花には、「実はいい人」だと思われているみたいなので、その辺もうまく使っていこうと思っています。
当面は、男の子のツンデレキャラでいこうかと(笑。
ともあれ、都合よく情報操作できるNPCを手に入れて、GM的にも結果オーライだったりする訳ですがね。


次回は、謎の第三組織の姿と、卑弥呼を塔花から引き離すヒントが出せれば良いな、と思っております。


…まずは次回、前日に予定をブログに上げたいところです。