今さらですが読んでみました!
タイトル通り、本当に今さらですが読破しました。
- 作者: 藤田和日郎
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2004/09/01
- メディア: 文庫
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感想。
面白かった!!!
これくらいの連載時期に流行っていた奴はやっぱり毛色が合うんでしょうか。
(ちょうどメインターゲットの世代だと思うので。)
百鬼夜翔やビーストバインドに使えそうなネタ満載。
一つのエピソードで一つシナリオ作れますもんね!w
主人公たちが妖怪退治じゃなくって、弱気を助け強気をくじく、まさにヒーローを地で行っている所が良いです。
個人的には、カマイタチやオマモリサマのエピソードとか好きです。
悪い妖怪が人間に悪さするシナリオも分かりやすくて好きなんですが。
ああゆう、妖怪ばかりが加害者じゃないシナリオっていうのは、シナリオに組み込みたいですね。
(そんな話ばっかり作っている気もしますが)
まったく余談ですが、読んでいて、親父が格好いいと思ったところに年を感じました(笑。
(でも、一番はとらですね! とらは譲れません(笑。)
リアルタイムで読んでいたらもっと違ったんだろうなぁ…。
と思うと、当時の感想が無い自分がとても残念でした。
本当、勿体ない事をしました。
それと、キャラクターに関してもう一つ。
ダブルヒロインについて凄いなーと思ったのであります。
知っている方はご存じの通り、麻子と真由子という2人のヒロインがいるわけですが。
ちゃんと二人ともヒロインなんですよねー。
どっちか空気になったりもしないし、すみ分けがちゃんとできていて、存在感がある。
主人公が「うしお」、「とら」と二人いるからできた芸当なのかも知れませんが。。。
特に麻子は、「うしおと良い感じ。」という以外、本当に普通の女の子なのに、ちゃんとカッコ可愛いヒロインなんですよね。
私は、真由子みたいな「特殊な力を持つヒロイン」を良くやるので。。。
「普通の女の子」ヒロインロールをやる時の参考にしたいと思いました。
最後に、長編ものだからだと思いますが、こうゆうの読むとキャンペーンがやりたくなりますね。
前回の「ぎんぎつね」も読んだことですし、和風の妖怪物キャンペーンシナリオ、ちょっと考えてみたいです。