カオスフレア・セッションレポートinコンベンション



折角なので、セッションレポートも。
シナリオ反省と併せて書いていきたいと思います。


まずはハンドアウトから。


PC①:フォーリナー
シナリオ用パス:神代ゆり(ヒロイン)
100年前に魔王を倒したフォーリナーの転生体。前世の記憶はまだない。
魔王の力を増幅させることのできるヒロインとともにオリジンに飛ばされる。


PC②:オリジン
シナリオ用パス:パリス(幼馴染の弟分)
100年前に封じられた魔王の封印を管理する村の住人。
しかし、魔王が復活し、幼馴染の少年の体をのっとって、村を破壊されてしまう。


PC③:富嶽
シナリオ用パス:神代ゆり(大切な人にそっくりの異界人)
富嶽戦艦不時着時に復活した魔王が操る黄泉返りたちにより、
大切な人(恋人、娘、姉などプレイヤーにお任せ)を失ってしまう。


PC④:コラプサー
シナリオ用パス:魔王アルケウス(宿敵)
太古の昔からダスクフレアたる、魔王アルケウスと戦い続けていた魔王。
100年前にフォーリナーとともにアルケウスを封じたが、この度の復活を知る。


べたべたですね。
全員の目的は始めから魔王に設定してあります。
本当は紆余曲折のほうが面白いのですが、
PC②とPC③がロールプレイ的に敵対してもいいように作りました。
特に、PC②は、富嶽戦艦が来なければ封印は解けなかった事になっているので、
逆恨みロールプレイするのがカオスフレア的にも楽しそうだと思ったのですが。
実際に、そんな立ち位置の人は(テストプレイ中も)いませんでしたね。


シナリオは、ヒロインが敵を強くしてしまう力を持っていて、
そのために強くなった敵、魔王を倒すという分かりやすいものです。
道は一本で、異世界にPC①が飛ばされる→PC合流→ヒロインが攫われる→
魔王を倒すという単純なものでした。
ファクターは、前世の記憶を思い出すPC①。
それと、魔王を倒すとヒロインが死んでしまうので、
いかに魔王だけを倒すようにするか。
そして、GM的にはその情報提示が重要でしたね。
前世については、夢を見ながら前世の情報を提示していく予定だったのですが、
夜になることは少なく、個別のシーンにできなかったのが残念でしたね。
(GM反省点1)


実際にシナリオをコンベンションで回してみると、
プレイヤーに委ねる選択肢が多くて、ドキドキしながらシナリオを回しました。


出てくるNPCがヒロインと魔王、そして信長様しか居らず、
しかも、ヒロインはPC③の元に居るんですが、すぐ攫われるし。
信長様の居ないPC①PC②の序盤のシーンでは、
本当にPC①のプレイヤーさんに助けられました。
うまくPC②さんを拾ってくださりましたし、
一見な〜んにもなくみえる状況を作ってしまったので…(GM反省点2)


しかし、PC③さんは勿論のこと、
使い魔がいたPC④さんにも情報は出しやすかったので、
何とかフォローも出来ました。


後は、PC①とオープニング以来会わないヒロインと、
白昼夢でも何でも、夢の中で会うシーンを作り、
モチベーションをあげ、クライマックスへ。


こうやって書いてみると、
どうしてあんなに時間がかかったのか、疑問に思ってしまいそうです。


いえ、原因は、シーンを切るタイミングを逃し、1シーンが長かった事、
キャラメイキングをのんびりやってしまったことです。(GM反省点3)
時間制限のあるセッションでは、本当に気をつけたいです。
でも、プレイヤーが言いたい台詞はいっぱいあると思うから、
切るのが悪い気もしてしまうのですが。
そこは、時間が延びるのも良くないので、見切りをつけられるようにしたいです。


しかし、ヒロインが攫われた後はスムーズでしたね。
PC①の夢のシーンは長かったですが、
他のPCさんたちも夢の中に飛び入り出現してくれたためで、
結果的にはモチベーションがあがることに繋がったので、
良かったかな〜と思っています。


最後に、今回のGM的MVPを。
(私の独断と偏見により考えられた物なので、深い意味はありませんが…。)


ずばり、PC④さんですね。
だって、名前が、

魔王(σ゜▽゜)σ


ですよ!


こんな名前をコンベンションでつけられるとは夢にも思わず、
しかも、それでいいキャラに仕上がったのが素敵です。
嗚呼、魔王だ…。
って感じでしたし。


しかし、みんなが呼ぶたびに、顔文字を動作で表現するさまは素敵でした。


振り返ってみると、
なかなかいろんな意味で素敵なセッションだった気がします。


皆様が楽しめたのは、やはり、
自分ひとりだけのセッションじゃないことを理解して下さっていたからだと思います。


こういうセッション、もっといっぱいやりたいです。
そのためには、自分ももっと自分が楽しむセッションじゃなく、
みんなが楽しむセッションが出来るように
精進していきたいと思います。
まずは括弧で書いたGM反省点を無くして行きたいです。


改めて、プレイヤーの皆様、どうもありがとうございました。


ちなみに、中途半端に提示したこのシナリオ情報は、
自由に変えてセッションに利用していただいて良いものなので、
ネタに困ったらぜひ、使っていただきたいと思います。


ついてに感想なども書いていただけると…。いえ、なんでもありません。


ともあれ皆様、楽しいTRPGライフをっ!!(謎