異界戦記カオスフレア感想。



遂にやることができました。


異界戦記カオスフレア


最近新しいシステムが出てもイマイチ面白いと思えなくて、
新作システムをチェックしないようにまでなってしまった
自分のもとにやってきた、
久しぶりの自分好みのシステムでした。


では、世界観説明から書いていきたいと思います。
良ければお付き合いくださいませ。


さてこのゲームは、異世界オリジンを舞台に繰り広げられる、
カオスフレア(PC)ダスクフレア(敵)の戦いを描きます。


今、オリジンはさまざまな列強勢力から狙われています。
それぞれの勢力はオリジンに拠点を築きながら、
後もう一歩に欠け、現在お互いをけん制しあっている状態です。


PCはそんな列強勢力の支配を受けている原住民、オリジン達を助ける
地球からやってきた少年少女とその一行。


…という訳じゃないのがこのゲームの面白いところです。


勿論、主役を張るべきは
地球から召喚されたフォーリナーです。
しかし、それぞれの列強勢力もまた、
PCとして遊べるのです。


共通理念はオリジンの危機を救う。


各勢力はオリジンの土地や資源がほしいわけですから、
無くなっちゃったりすると、やっぱ困っちゃうのですよ。


だから、PCは昨日の敵は今日の友って感じで、
一時的に手を組むのです。
アフターセッションのあと、また敵対するかもしれませんが(笑。


また特徴的システムとしては、
トランプを使用してロールプレイを評価する事です。
そのトランプは、判定の際に達成値に足すことができちゃう訳です。


つまり、強くなるためには熱い台詞を吐く必要がある。と。


実際、熱い台詞を吐くとトランプが飛びまくります。
その辺は天羅万象・零とかエンゼルギアとかに似てますかね。


さてさて、
ではプレイヤーとマスターを一回ずつやってみた感想ですが、


PL的:ロールプレイが好きな私には非常に楽しい!
   敵対勢力とも協力しなくてはならないので、
   頭のお堅いキャラを単発でやるのは大変そうですが、
   物語の『お約束』からはみ出さなければ意外といろいろ出来そうです。
   実際に二重人格キャラをやりましたが、
   GMのお陰もあって、無事に終了しました。


GM的:プレイヤーを絶対に選ぶので、
   ハンドアウトをまったく読まなかったり、
   ロールプレイの苦手な人が入るとどうやって救済するか悩みますね。
   後はボスの「プロミネンス」と呼ばれるちょっと強い特技をどううまく使うか。
   あり過ぎると、アフターセッション時に経験点算出で、
   その数字を足すので、プレイヤーに突っ込みを入れられます。
   でも、演出に使うプロミネンスには面白いものがいっぱいなので、
   一度は使ってみたいものが満載です。
   皆さん、ルールブックを買ったら是非最初にご覧ください(笑


う〜ん、書けば書くほどあまりいい感想が出てこないですね…。


間違いなく、ロールプレイを鍛えるにはいいシステムだと思います。
天羅やゼルギアと違って、
世界観がライトでとっつきやすいのがいいと思います。


なんにせよ、久しぶりに出た私好みのシステムです。
遊び倒しますよ〜!