初心は常に必要なものです。



昨日の話になりますが、コンベンション用のテストプレイをしました。
テストプレイなので、プレイレポートは書きませんが、
今回やっていて思ったことを一つ。


今回はですね。
TRPG初心者のみつかさんがうちのサークルに遊びに来てくださったのですよ。


遠い昔に一度だけTRPGをやったことがあるらしいのですが、
まあ、実質初心者さんです。


感想を言いましょう。


我々は経験者だらけの場所で胡坐をかいている。


「TRPGはやったことがあるけど、○○のシステムは初めてなんです。」
なんていうシステム初心者さんを相手にするのはそんなに難しくありません。
そのシステムを説明するとき、他のシステムと引き合いに出して、
何が違って何が同じなのかを言えば良いだけです。
自分もそれはきちんと理解してますから。


でも、TRPGの根本的な考え方が分からない人だと、説明するときに、
どこまでがTRPGならではの常識なのか分からなくなります。
全て私の認識不足がいけないのです。
サークルにいる人はたとえ新規生でも、
この時期になればTRPGを知らない人はいなくなるわけです。
常識を改めて確認する必要がないのです。
こんな単純なことを、実際にその場に立たなければ気づかなかったなんて…。


正直、こんなことでコンベンションのパンフレットに
TRPG初心者対応って私は書けるのか?


いいや、書けない…。


確かに最近はTRPG業界に入ってくる人が少なくなっているのかも知れませんが、
コンベンションのお客様にいつ、
「実はTRPGってやった事ないんです。」
なんて、素敵なことを言ってくださる人が来るか分からない。
それなら、コンベンションGMを続ける限り、


初心は絶対に忘れてはいけない。


と言うことを改めて思い知らされました。


昨日のテストプレイは、セッション以外でも良い反省ができました。
みつかさん、来てくれて本当にありがとう〜(^-^)/~
また一つ勉強させていただきました。